2011年12月31日土曜日

健康で幸ある新年を!

年末でちょっと時間ができたので持ってた本を読み返してます。これ、お医者さんの書かれた本。でも一般的な西洋医学とは違ってもうちょっと東洋医学っぽい。

休みをしっかり取れ、冷たいものを食べるな、とかいう当たり前のこと。これを医学的に説明されてる ので医学界では異端児扱いのよう。でも西洋医学の限界を知ってると

「ちょっと試してみようかしら?」

という気にさせてくれる本。

ちなみに

- 花粉症
- アトピーや肌荒れ
- 動脈硬化
- 肺炎、肝炎などの炎症の類
- 貧血や白血病
- リウマチや関節痛
- 緑内障や白内障などの目のトラブル
- メニエル、難聴など耳のトラブル
- 鬱や偏頭痛
- 子宮筋腫や不妊
- 癌などの腫瘍

などありとあらゆる病気の原因も 免疫力をあげるだけで治ると。まぁ100%信じるわけでもないし、西洋医学を否定するわけでもないけれど、試しても害はないのでここでご紹介します。

ご興味のある方はこちらから

一般向きで読みやすいもの


ちょっと医学的に深く触れてるほう



本年もご愛読ありがとうございました。
皆さんが来年も健康で素敵な1年を過ごせますように。そして良いお年をお迎えください。

2011年12月20日火曜日

小名浜港(いわき)の復興用動画

夏に福島県いわき市でもチャリティーコンサートをさせて頂きました。ひとつは「アクアマリンふくしま」という東北一と言われる水族館でのイベント出演、そして翌日はいわき市平の教会で。

アクアマリンふくしまではお子様連れが多いと聞いていたので、お子さんたちが楽しめるようなよく知られた曲ばかりに簡単なトークを交え、14時と16時の2度弾かせて頂きました。グランドピアノの蓋を全開にしてピアノの仕組みなどを見せながら、というパフォーマンスはなかなかウケがよく、中には1時間半、水族館内を見学して2度目の演奏まで聞いていかれた方もいらっしゃいました。

2度目の演奏後、お話させて頂いたお客様の中には岡山から支援にいらしたばかりの方もいらっしゃって、この方は翌日、わざわざ平の教会までコンサートへ来てくださいました。それも義援金までもって。支援活動だけでも相当大変なはずなのに、それだけでなくこうやって義援金まで出して頂いて本当に頭のさがる思いでした。

3ヶ月にわたる支援活動を終えて岡山に戻られたこの方から今日、手紙が届いたのです。支援の一環として小名浜港の復興用動画を作ってそれをYouTubeにアップしたと。 それがこちら→http://youtu.be/r0iVsGFQxPw

で、私のコンサートの模様もほんの一瞬だけ出てきます。7分35秒頃。でもメインはいわきの小名浜港の復興ですので、始めから全部みて頂けると嬉しいです♪

いわきではこうやって2度コンサートを聞いて下さった方が何人もいらっしゃり、しかも教会でのコンサートでは帰り際に涙ぐまれて何度もお礼を言って頂いたり、ピアニストとしてとてもすばらしい経験をさせて頂いた思い入れの深い場所になりました。福島の現状を直接聞かせて頂ける機会も頂き、早く原発のことが落ち着いて、1日も早く復興して欲しいと心から願ってやみません。

2011年12月15日木曜日

癌は治る

と言われてます。癌になってから5年とか10年とか生存してれば、医学的には治ったということらしいです。ま、医学ってしょせん統計学ですから。

ここからは癌患者としてのぶっちゃけ本音。
いやね、簡単に治るとか言って欲しくないのよね~って。
大抵は手術して、抗癌剤して、ってその治療だけが大変と思われているけれど、はっきり言って癌治療はそんなに甘くない。もちろん抗癌剤自体大変だったし、命の危険があると言われたのも1度や2度じゃなかったけれど、これ終えたのなんてもうかれこれ2年半前。でもまだ体に残ってる?って感じだし・・・

最近、抗癌剤治療を受けた知り合いからメールをもらった。
「抗癌剤で一気に100歳になった気分。そして終わってから10歳ずつ若返ってる」
なかなかうまい表現だなぁと感心したけれど、それでいくとさしずめ私は今65歳位か?普通なら年金もらってゆっくりできる歳ですよ。

未だ続いているホルモン療法の副作用も含め、食べて、出して、動いて、寝るという基本的な人間の活動は薬なくしてできません。その薬にしたって、そんなによく効くわけでもなくて、あるだけマシって程度。これがよく言われるQOL(Quolity of Life = 生活の質)なんでしょうけど。嫌になって「もうホルモン治療やめたい・・・」と何度担当医に泣きついたことか。

じゃあ、なんで続けてるの?って話ですが、それは簡単。ただただ『生き延びるため』これに尽きますわ。

結局、私にとってまだまだ毎日がサバイバルな訳ですよ。ホルモン療法あとさらに3年すれば生存率が3%だかあがるらしいんですが、そのたった3%の為にどこまで頑張れますか?って話。普通に考えれば3%って言われれば「じゃ、自分は大丈夫だな」と思える数字でしょう。でも、ロシアンルーレットの弾を当てたら、当てた人にとってはそれが全て。結局統計上の確率は、どんな低い数字でも全然意味をなさない。これが宝くじをあてる確率(?)で30代で癌になっちゃった私の経験論。

でなんとか仮に5年頑張って「治った」とか言われても、私まだ40代にもなってない。平均寿命の半分以下ですよ!まだまだこの世を去るには若くないか???

今年亡くなられた女優の田中好子さん。30代で同じく乳がんを患って19年間闘病生活だったらしい。彼女だって医学統計上は5年生存された時点で「治った」と認識されたんじゃないかと思いますが、どう考えたって全然治ってないでしょ。

3年も闘病生活をしてそろそろ社会復帰しようという状況の今、よく聞かれるのが

「もう良くなったの?」

面倒だから「うん、うん」と言っているけど、何をもってしたら『良い』と思える状態なんだろうかと。

普通なら多分、病気になる前の当たり前の状況に戻ることを指すのだろうけれど、今の私には自分の体が実年齢になるなんて起こりえるわけないと思ってる。だから薬を飲みながら、副作用をだましだまし、それでも仕事や遊びもそこそこ人並みにできる当たり前の生活ができれば十分『良い』で、20年ちょい生存できて55歳位まで生き延びられたらもう万々歳か?

今年はその前段階として色んな所へ旅行したり、チャリティーやったり、コンサートツアーしたりした。それで普通に仕事する体力はできたって感じだけれど、やっぱり自分の体が思い通りにならないことで出来ないことっていっぱいある。

私の病気のことを知らない人は、それで私という人間を判断するから、時には厳しい評価を受けることもある。「あーぁ、もう普通の土俵に上がることは無理なの?」と凹むこともしょっちゅう。それでも病気をハンディとして使いたくないし、今の私はこの状態なのでその上で自分の出来ることをやっていくしかない。

癌患者同士で色んな話をするけれど、大なり小なりみんな同じ。それだけ癌ってまだまだ大変な病気。昔と違って癌=死ではないけれど、そう簡単に治るっていう病気でもない。この辺、もうちょっと患者の感情にセンシティブになって欲しいよな?と思う今日この頃。

サンタさーん、私、今年もがんばっていい子にしてました!
なので、プレゼントは細く長く続けられる仕事くださいな♪(爆)

2011年12月2日金曜日

うちのクマさん

ある~日、森のなかっ♪

といえば、森のクマさん。このクマさん、お出来が大変よろしくて、落し物を拾ってくれるらしい。

一方のうちのクマさん、落し物する専門。


今日も出先から電話があって

「茶色のマフラーがあるかどうか見て」

ってマフラーを途中でなくしたのか、つけて出なかったのかも記憶が定かでないらしい。うーん (-_-;)

スタコラサッサと来た道を引き返したり、お出かけ先に電話したりしてみたらしいけど、とーぜん見つかるハズもなく・・・

これで今年に入って大きい落し物は3件目。

イタリアで観光中にトムトム(携帯カーナビ)をなくし
アジア旅行から帰る途中、空港でカメラ用三脚をおきっぱなし
そして今日はアンゴラのマフラー

なまじ安物を買わないだけに、1回の落し物の額が半端ない。

さて、今年サンタさんにはどれを頼もうかな・・・ 

って、もしかしてサンタは私かぁ~??? Σ( ̄ロ ̄lll)

幸せのおすそ分け

もらってきました、日本で。結婚したばかりの友人夫婦から 初めて紹介してもらった奥さんは 若くて超美人な台湾人。結婚決めてすぐ日本にやってきてすでに日本語はペーラペラ♪

頭脳明晰な彼女との話は面白い!ファッションから政治経済に至るまで 話が弾む、弾む。

その中で

「誰かに幸せにしてもらおう」 と思ってるから幸せになれない。
そんな人を誰も幸せにできない。だって幸せは自分で作るもの。

どんな人生のどん底にいても 不幸になるのはそれを嘆くから。
ちょっとしたことに感謝できればほんと幸せでいられるのにそうじゃない人多いよね?


なーんて話を女同士で盛り上がり、肝心な彼はニコニコ聞いてるだけ。いいたいことをポンポン言っちゃう 奥さんも可愛くて仕方ない模様♡

そんな二人の様子を見ながら なんだかほっこりした昼下がり。幸せな人は周りまで幸せにするんですね♪ 幸せのおすそ分けができるような人に私もなりたいなぁ・・・