2011年2月23日水曜日

夏のコンサートツアーin Japan

これまでも何度か触れていますが、夏に日本でコンサートツアーをする予定です。学生の頃から室内楽を一緒に弾いているバイオリニストと一緒のデュオです。

すでに去年の8月頃から曲選びを始め、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、10月位からトライアウトと称して、ホームコンサートなんかもやっています。

リヨンでも先日トライアウトとして2度ほど弾いてきましたが、今度の3月はオランダ、ユトレヒトでも2度位弾く予定です。(ご興味ある方はコメしてくださいね。詳細送ります。)

で、夏の会場を押さえたり、ポスター&ちらし用の写真撮影やデザインなども色々こなし、とうとうHPがオンラインとなりました!パチパチパチ

ということで、こちらです☆→リンク

まだチケットセールスなどは詰めてませんが、決まっていることだけ入ってます。ご興味のある方は是非、予定に入れておいてくださいね。あ、チケット販売決まったらこのブログでもまたお知らせしまーす♪

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2011年2月15日火曜日

ちょっとした発見

こんなこと書くと 「そんな事も知らなかったの?」 という声も聞こえてきそうですが、私的には目からうろこだったのでちょっと記録。。。

実はラテン語ってヨーロッパ言語の基礎になっていて、 そのラテン語に一番近いのがイタリア語なんです。 で、そのイタリア語を勉強してるのはご存知の通り。

例えば、ヨーロッパ言語に詳しい人はご存知だと思いますが、 英語で「バイ」は2を表し、「トライ」は3を表します。 なので自転車は2輪なので「バイスクル」、 二ヶ国語話す人は「バイリンガル」、3ヶ国語だと 「トライリンガル」で、三角の楽器は「トライアングル」、 とまあこんな感じですね。

で、今日の発見は100。実は何気なく読んでいた「%(パーセント)」、英語だと「percent」、イタリア語だと「per cento」。 イタリア語で「cento(チェント)」とは100という意味。 よくよく考えると「100につき」というのが「per cento」。 なので2%というと「100につき2」となる訳です。

で、よくよく考えるとヨーロッパ通貨のユーロ。 ユーロ以下の単位はセントなんですけど、これも
Centoという100の単位から来てるんですね。 100セント=1ユーロですから。

でもこんな小さな発見して驚くのって私だけかしらん?

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2011年2月10日木曜日

さらなる出会い

「写真撮影をするのに、クラシック音楽を知りたい」というカメラマンのために、お友達のバイオリニストが、自分のオーケストラ公演のチケットを取ってくれました。それで先日みんなでコンサートに出かけました。

コンサート自体は、指揮者が私好みではなかったので、演奏もいまいちピーンとくるものがなかったのですが、コンサート休憩中にバイオリニストのコンセルバトワール時代のピアニストの後輩に遭遇。

話をしてるうちに、「知り合い集めてクレープパーティーして、ついでにみんなで弾いてサロンコンサートするから 君達も弾かない?」ということになり、急遽このピアニストのクレープパーティ、兼サロンコンサートにお邪魔することになりました。

かなりカジュアルでしたけど、みんな音大出身者なので、内容の濃いサロンコンサートになりました。

このピアニストがまたよく弾けるのだけど、フランスの教育を受けているので、ベートーベンのソナタが全然違って面白い。一方で私はオランダで教育を受けてフレンチの代表みたいなフォーレを弾いた訳だから、お互いに色んな意見の交換が出来て、それはそれは興味深い話になりました。

結局、話は尽きず、バーにながれて家に着いたのは夜の12時。楽しい楽しいひと時になりました。

ちなみにクレープですが、クレープにのせる具をみんなで持ち寄って、テーブルいっぱいに並べて、自分の食べたいものをとって、こうやって乗っけたあとくるくるっと巻いて食べます。

しっかり頂いた後、

みんなもういい?
じゃ、甘いの初めよっか!

と言われた時には

えぇぇぇ、まだ食べるのぉ~~~???

と思っちゃいましたが、これがなかなかおいしいのでペロッといけちゃったりするんですよ(笑)なんだか、フランスの普通の生活を覗かせてもらって、それもまた楽しかったです♪

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2011年2月3日木曜日

生きるということ

前回書いた駆け出しカメラマンと早速連絡をとりあって、話を進めています。彼の方もお金になってつまらない仕事をするよりも、私達がお願いしたような仕事の方が面白いからといって、かなり乗り気になってくれています。

最終的に、彼は私達のコンサート用の写真とビデオ撮影をしてくれて、その代わりに彼のビデオ用の音楽を私達が弾くということで、交渉成立。ということで、昨日早速打ち合わせをしました。

といっても、私達がどういう写真を撮ってほしいのかという話をする以外は雑談。でもこれも彼に言わせると、「撮る人のことを知らないと写真撮れないから」ということで、意外と重要なようです。そんな感じで仕事に対する姿勢もものすごく真剣だし、本当にいい人とめぐり合えたなぁ、と思ったのですが、さらに驚くことが!

色んな話をしていく上で、彼自身の話にもなり・・・。詳しい医学用語とかはお互い外国語で話をしているのでよく分からなかったのですが、彼が言うには

ぼく、いつ死んでもおかしくないんだよね~

どうも血栓ができる体質で、これは遺伝なんだそうです。彼のお父様も同じ病気で47歳で亡くなっていて、彼自身も神経がおかしくなって、車椅子生活をしていたこともあるとか。

彼はまだ27歳。それで自分の死を冷静に話せるんですよ。びっくりしました!

私自身、一度死の覚悟を決めたこともあるので、彼との話は共感できることがものすごくあるんです。ということで、打ち合わせと称した雑談は延びに延び、結局バイオリニストの友達のお家で晩御飯→お茶という流れで、彼が帰ったのは12時半。

ちなみに彼、去年は韓国へ行って2ヶ月かけて自転車でぐるっと韓国を回ったそうです。その距離1500km!!!その時の映像をインターネットにアップしてあって、何気ない映像なんですが、これがまた面白い・・・(ご興味のある方はこちらからどうぞ)そして、今月末には今度は中国へ3ヶ月行くそうです。で、最終目的地はチベットなんだそうですが、これも勿論いろいろ撮るため。

って彼が自分のやりたいことを全力でやってる姿は、とっても刺激的。自分の命が限られていると分かっているからこそ、出来るときにやりたいことを出来る限りやってるんだろうなぁと。

私は自分が命拾いをしたと思っているし、遺伝性の癌云々と言っても意外と長生きしちゃうんじゃないか?位の気持ちでいますが、自分の病気を通して「生には限りがある」というのを嫌でも認識せざるを得なかったんですね。だから人生観変わったし、これからの生き方も変えようと思ってます。そういう時に彼みたいな人に会えたことは私にとってすごく大きな収穫だったような気がします。

ということで、これからも色々がんばるぞ~~~!!!

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2011年2月2日水曜日

運命的な出会い!?

またまたリヨンに来てます。今回もお友達のバイオリニストの所でピアノを弾いてます。彼女とは夏に日本でコンサートツアーをする予定で、その練習、兼打ち合わせです。

コンサート・プログラムの半分は去年オランダでトライ・アウトとして3回弾いたのですが、今回はそれをさらに弾き込むことと、残りの半分を仕上げて、リヨンでもトライ・アウトの予定です。

で前にも書きましたが、またまたリヨンで一番古いピアノ屋さんで練習させてもらってます。で、このピアノ屋さん、人通りの多い道に面しているので、 色んな人が通りすがりに立ち止まる、っていうのは前にも書いた通り。

先日、ブラームスのソナタを弾いていた時、2楽章が終わった時にまた背中に視線。ふっと振り向くと、男の子が窓に張り付いてた(笑)

でも、そういう人は結構多いので、気にせず3楽章の練習へ。そうしたら曲が終わっても、彼はまだ窓に張り付いてるんです。いい加減寒そうだし「中に入れば?」ジェスチャーでとりあえず誘ってみたら、にっこり笑って素直にお店に入ってきました。

で今度は、ピアノの椅子に座って身動きもせず、練習をじーって見るんですよね。ま、人がいると集中力を試すいい練習になるので、彼のことはあまり気にせず、フォーレ、シューベルトと弾いたら、ちょうどお店を閉める時間。

なので、場所を変えて、お茶をしながら事情徴収(笑)そうしたら、彼、駆け出しのカメラマンって言うんですよね。しかも写真だけじゃなくて、映像も撮っているとか!

なんとグッド・タイミング♪

早速コンサート用の写真を撮ってもらうように依頼をして、さらにトライアウト用のコンサートを録画してくれる約束もゲット。これってすごくない?と思うくらいトントン拍子にお話が進んでます。

いつも必要な時に必要な人が現れるっていうのが多いんです、私。いいめぐり合わせの星に生まれたことに感謝しないといけませんね。

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